ゆっくりずむ♪かのんめろでぃ
令和2年10月号
ゆっくから
秋の行事「芋掘り&運動会!」
ゆっく指導員 (T)
いつの間にか、季節はすっかり秋模様となってきました。秋ならではの自然や味覚に触れる体験をと、ゆっくではお芋掘りを企画しています。畑を提供して頂ける方が丹精込めて作って下さったさつまいもを掘らせて頂く予定です。10月13・14日に予定でしたが、連日の雨で延期になってしまいました。とっても美味しく出来ているようなので、楽しみです。お芋掘り参加の都合で14日は午後のお友だちが全員集まりましたが残念でした。
ゆっくの午後は宮代や蓮田支援学校のお友だちが利用しています。普段は近所の公園に散歩に行く事が多く、他のデイサービスの体育館遊びなどに参加させて頂くこともあります。14日は全員でグリーンパークに遊びにいきました。いつもなかなか会うことのないお友だちと仲良くブランコに乗ったり、公園内を散歩したりと楽しく過ごしました。
午後ゆっくでは今後お芋掘りと避難訓練、クリスマス会を、午前ゆっくでは運動会・お芋掘り・クリスマス会を企画しています。コロナが心配ではありますが、感染対策をしっかりし、楽しんで行きたいと思います。
午前ゆっくに新しいお友だちが入りました。(N)ちゃん3才です。好奇心旺盛、活発なとっても可愛い女の子です。公園でもお友だちと一緒に走り回って、すっかりゆっくの一員です。
めろでぃから
小さいながらも確かな成長が!
めろでぃ指導員 (M)
気持ちの良い秋晴れの下、伸び伸びと身体を動かすことを楽しんでいる子どもたち。季節はもうすっかり秋ですね。
インフルエンザの季節も近づき、また、コロナも収束の見えない中、今まで以上に感染症対策に力を入れつつ、今できることを通して子どもたちが楽しんでくれたらと思います。
今月は火災を想定した避難訓練を実施いたしました。消防隊員の方が来ると子どもたちも大興奮。「どこから来たの?」「それはなに?」などたくさん質問をしていました。今年は消防車が来られなかったこともあり、若干、子どもたちのテンションも下がったように感じられましたが、消火訓練になると積極的に参加してくれて非常に楽しそうに取り組んでもらえました。
今年のハロウィンのイベントは各事業所で行うことになり、去年と比べると規模は小さくなってしまいますが、楽しい時間にしてもらえたらと思います。子どもたちも、当日に向けて衣装を作ったり、飾りを作ったりしてくれています。来月の通信で、イベント当日の様子を載せようと思います。
今月は、めろでぃに通う子どもたちの小さいながらも確かな成長をたくさん感じられる月でもありました。今までは手洗いの際に右手の指さきしか洗わなかった子が、左手も自発的に洗ってくれていたり、石鹸を使えなかった子が自発的に石鹸を使って手を洗ってくれたり、小さな変化かもしれませんが、子どもたちのこれからの成長を考えるととってもワクワクしています。
りずむから
早いもので
りずむ指導員 (N)
早いもので、今年も年賀状のCMが流れる季節になりました。(H)君を待つ間に眺めるケヤキ並木が、日に日に赤く色付いてきています。グリーンパークにはハナミズキの葉が舞い、奥の方にはどんぐりがたくさん落ちています。りずむの庭ではカエルの姿も見かけなくなり、そちこちで冬支度が始まっています。
(F)君は車が大好き。工具の扱いも上手で、電動のネジ回しを器用に使い、庭のラティスの修理やカーテンレールの取り付けもしてくれます。メダカの飼い方も教えてくれます。追いかけっこの時は、小さい子の走るペースに合わせて楽しませてくれます。同年代の男の子と楽しそうにお喋りしたり遊んだり。
スタッフ間では、「最近(F)君すごく成長したよね」とよく話題になります。「成長したよね」の一言には、穏やかだよね・○君と一緒に笑ってたよ・すごく落ち着いたよね・お兄さんになったよね・もともと根が優しいもんね・学校も楽しそうだよね……などが含まれています。スタッフ一人ひとりが各々に感じた事柄が「成長したよね」に集約されます。
彼はカーオーディオの低音を響かせ大音量で洋楽を聴くのが好きです。私は住宅街に入ると音量を落とすようにしていましたが、いつからか(E)君の家の前を曲がる時には、(F)君はそっと音量を落とすようになりました。(Y)君が車に忘れたおやつを、(F)君が「忘れてるぞ!」と追いかけ渡しに行きました。(Y)君はとても自然に「ありがとう!」と言いました。
消防車が来て避難訓練をする時、誰かが具合が悪い時、テーブルを運ぼうとした時、ブランコの前にマスクを落としたと気付いた時、私が待っている場所まで自分一人で来るようになった時、この子の前に私は確かに居るのだと思う時。
『りずむ』の元気な子ども達の日常はほぼほぼ喧騒に満ちておりますが、時に「あらまぁ!」と嬉しくなる瞬間があります。子ども達と共に過ごす醍醐味は、こういう瞬間にあります。小さい頃は落ち着きがなく、どうなることやらと心配していた子ども達。いざ成長し『りずむ』を巣立つ日も近いのかもなぁと思うと、とても寂しい…。それは喜ばしいことなのですが。私達が望んでいたことなのですが。
日が短くなり、子ども達がそろう頃には日が暮れかけています。ちょっとの時間だけど、「楽しかったな!」と思って帰れるよう、過ごし方を工夫したいと思います。
かのんから
近隣の方と交流!
かのん指導員 (K)
日中と夜の気温差が激しくなってきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? かのんではお散歩のしやすい季節となり、事業所周辺のお散歩をしました。
普段あまりお散歩に行かない(S)君も職員の促しによって積極的にお散歩に参加したり、お散歩の最中に(K)さんが民家に咲いていたお花を「綺麗だね。」といったところ、親切な方にお花を頂いたりと、近隣の方達との交流も見られました。また工作の時間には、木を用いた作品を造りました。
久喜支援の3年生は福島県の方に学生時の醍醐味とも言える修学旅行に行き、充実した時間と思い出を作って来ました。また(R)君は他事業所に実習に行って、将来の具体的な進路の方向性も明確になりつつあったりと、各々充実した時間を過ごしました。
令和2年も残り2ヶ月となり年末となると師走ということで、世間が慌ただしくなり、事故などをおこしやすくなると思うので、今後とも送迎しなれた道でも、気を抜かず緊張感ある支援をして行きたいと思います。
ご案内
『せぇ~の』に参加しませんか?
たいむ共生会では、文化庁の「こども夢基金助成金」事業として、毎月1回第1日曜日に表現あそび『せぇ~の』を行っています。声楽家の先生をファシリテーターに、音楽・造形あそびを中心に楽しい時間を過ごしています。12月には和太鼓あそびも予定していますし、『ラッセラー』の踊りも踊ってみようと思います。
参加者は、幼児から大人までの異年齢集団。障がいのある子もない子も、子どもも大人も心と身体を開放して自由に、自分らしく表現できたら素敵ですよね! 一人でのご参加もOKですが、ご家族でご参加いただけると嬉しいです。1回1回自由参加ですので、ぜひ一度あそびにいらしてください!(障がい児者は、ヘルパーさん同伴も可です!)
11月1日(日) PM1:30~2:30・・・久喜中央公民館
12月6日(日) PM1:30~2:30・・・久喜中央公民館
1月10日(日) PM1:30~2:30・・・久喜中央公民館