ゆっくりずむ♪かのんめろでぃ
令和4年6月号
ゆっくから
じゃがいも掘りに室内遊び!
梅雨の季節がやってきましたね。気温も下がってまだまだ長袖が大活躍ですね。
さて、6月の中旬あたりに午前に来ている子、午後のお友達、それぞれの時間でじゃがいも掘りに行ってきました。じゃがいも掘りをさせていただける方はゆっくで働いていたスタッフの方で、いつもご協力をいただいています。畑に着くと子どもたちは目をキラキラさせて畑を見つめていました。じゃがいもの葉っぱは大きく伸びていて、午前に来ている子どもたちと同じ背丈くらいありました。シャベルで土を掘りスタッフと一緒に葉っぱを持ち、たくさんのじゃがいもがとれました。子どもたちも喜んでいて、箱に入れるお手伝い、お片付けも手伝ってくれて、たくさんの経験ができました。前回は土が触れなかった子が触れていたり、手袋をしても触れなかった子が手袋をして触れていたり一年間でたくさんの成長を感じることができました。
お天気が良い日には公園にお出かけしました。大きな木がある公園で木を集めて「焚き火で焼き芋屋さんだ~」と焼き芋屋さんや、ターザンロープに乗ってみたりと、広い公園で子どもたちはのびのびと遊んでいました。
雨が降っていた日には室内で手形スタンプもやりました。手のひらに絵の具を塗ると、びっくりして目が開いている子や、塗られるのが嬉しくてもっと塗って~という表情をしている子など様々な子がいて楽しんでやっていました。
午後の子も雨が降った日には手形スタンプや室内でお店やさんごっこ、歌の先生になって音楽教室を開いてみたりと、たくさんの遊びをしました。絵の具が大好きなお友達がいて「イヒヒヒ」と、一度やると楽しくて腕の方に塗って楽しんでいました。歌の先生のマネっ子ではピアノを引いて一緒に歌ってみたり、音楽に合わせて身体をマッサージしたりと毎日色々な遊びをしています。梅雨の季節なので雨が降っている日が多いですが、室内で絵の具で遊んだり、お友だちとお店やさんごっこをしたりとゆっくでは毎日賑やかに楽しく過ごしています。体調も崩しやすい季節ですがお体に気をつけてお過ごしください。
児童指導員(S)
めろでぃから
少しずつ一体感が出てきているめろでぃ!
6月に入り、早々に梅雨入りしましたが、じめじめのうっとおしい季節というよりは、肌寒いくらいの日があったり、猛暑日があったり、体調をキープするのが大変ですがそう思っているのは大人だけのようで、めろでぃの子どもたちはとても元気です。
特性が異なり、それぞれのお気に入りの遊びを見つけています。キーボードが大好きな子は、思い思いのタイミングでキーボードを確保して遊び始めます。時々お友だちと取り合いになることもありますが、ちょっとした声掛けで順番を守ることができ、しかも待たされたことの気持ちを後に引きずらないところがこの子たちのいいところです。
また物語をつくりながらお絵かきをする子がある時、プラスチックのギターで遊んだ後、自分のギターを作るといっておさかなモチーフの絵をかきました。その絵をスタッフがギターのように輪ゴムの弦を付けるとお帰りの会や『ぴんぽん』の後などに演奏しています。
ミニカー好きの男の子は、ミニカーで遊ぶためのコースを画用紙をどんどんつなげて大きな町を作りました。この頃その子が来るとそのそばに大きな町を広げミニカーを全部出して、これで遊びなさいと言っているようです。
最近は、お帰りの会の時に、子どもたちが順番に紙芝居をみんなの前で読んでいます。この紙芝居は、スタッフの手作りで、絵本のコピーをラミネート加工して、リングでとじたものです。みんなが一緒に読める内容なので、一人が代表で前に出て読みますが、聞いてるみんなも「せ~の」の掛け声で一緒に声を出します。なかなかお友だちと一緒に遊ぶことが少ない子どもたちですが、少しずつ一体感が出てきているように感じます。これからも子どもたちの楽しそうな笑顔があふれるめろでぃでありたいと思っています。
児童指導員(O)
りずむから
青い空 白い雲♪
公園でひとしきり遊んだあと「あら、もうこんな時間」と慌ててしまう6月。青い空が夕焼けに染まる前に公園を出ます。初旬には大粒の雹が降ってきて、りずむの庭はあっという間に水浸し。耳をつんざくような音と、窓の外の車にぶつかる雹の様子を見て、子ども達もスタッフも唖然としてしまいました。
今年は空梅雨なのでしょうか。しとしと雨が降った日を思い出すことができません。白い雲を見上げながらさわやかな風を感じる時がたくさんありました。しかし気温が高い日も多く、追いかけっこをする子ども達は汗だくです。先日行った花崎公園では、蜂の巣やカエルになりかけのおたまじゃくしを発見。田んぼの苗はあっという間に青々と育ち、水面が見えなくなりました。暑い暑い夏が、今年もやって来ます。
2年生の(H)くん。歌が上手で、可愛らしい澄んだ声が心地良く耳に響きます。ドラえもんの楽しい曲はもちろん、菅田将暉や星野源が唄う、しっとり聴かせる曲も得意です。漢字の書き取りと音読、計算ドリルの宿題をするのが日課です。でも遊ぶ方が楽しくて後回しになったり、隣に座って真似をする子が気になったり。帰る時間になっても終わらなかったこともありました。ところが、最近は「宿題やろう!」と自分でノートや筆箱を出し、公園は「終わったら行く!」と言います。また、とても力強くしっかりした字を書くようになりました。一文字ずつ追っていた音読も、今はスラスラと読みます。「今月の詩」は暗唱できるし、頭の中で計算もできるようになりました。1年生の最初の面談の時、お母さんが仰っていました。「易しい内容のうちから勉強をする習慣をつけるのが大事。やらなくても、将来誰も困りません。困るのは(H)本人です」時には心を鬼にしてお子さんに向き合わなくてはならない時もあろうかと想像できます。お母さんやご家族の、根気強い、毅然とした優しさは、(H)くんの確かな力になっていると思います。
先日迎えに行った学校で「今日は暑いので、マスクを外して帰りましょう」という校内放送が流れていました。少しずつ世の中は変わり始めているように思います。行事も再開するものが増えています。この2年あまりの間に失くしたものを数えるより、得たもの生まれてきたものに目を向けたいものです。それらを糧として子ども達がのびのび育って行くのを見守りたいと思います。感染対策と熱中症予防に留意しながら、元気に夏を楽しみたいです。
児童指導員(N)
かのんから
18本の向日葵と「未来への扉」
【かのんにて~いろいろな色の光線】
今年の4月から、毎週(火)(木)に勤務することになりました。利用者さんが中・高校生が中心であることで自分にあっているのではないかと思いつつ、楽しく勤めさせて頂いています。
この度は、デイ通信の原稿依頼ということで、どんなことを書けばよいか思案しました。なので私の「かのんはじめ」という視点から綴ってみたいと思います。いまもって利用者さん個々の興味や関心、特性等の理解については、正直充分ではないと自覚しています。ですから、出勤の挨拶を終えて体調管理を報告すると業務日誌や記録帳に目を通すことにしています。これが今では習慣化してきました。利用者さんの記載内容で不安内のことについては、当日のスタッフから説明を受けたり、指示をもらったりして情報の収集に努めるようにしています。
(青色光線) 利用者さんが時間差で来所すると、途端に雰囲気が違ってきます。スタッフの動きについていくのが精一杯で余裕などありません。いろいろな言葉や声が飛び交い、感情がぶつかりあいます。
(赤色光線) やがて、静寂が訪れます。それぞれが自分の居場所をみつけ、スタッフとまた利用者同士で過ごし方を決めています。「生活」そのものです。
(紫色光線、緑色光線) もちろん、生活にはトラブルやハプニングはつきものです。そうしたものを次の日に持ち越さないというスタッフの意気込みや支援体制、運営方法等に遭遇すると何故か気持ちが嬉しくなります。
「かのん」にはいろいろな色の光線が差し込んでくるので、とても心地よい職場だと思います。いま、「かのん」の空き地には「ミニとまと」と「きゅうり」の苗を植えました。また18本の「ひまわり」の苗も植えました。ちょうど7月~8月にかけて豊作と開花を期待したいです。
児童指導員(T)
【オープン・ユア・ドア】
菖蒲市役所の前にラベンダーがたくさん咲いている場所があり、みんなでラベンダーの匂いに癒されに行きました。(Y)さん(S)さんが「あっ! どこでもドアだ!」と指を指す先を見ていると、白のドアが目にとまります…。なんでこんなところにドアがあるんだろう? みんな気になり近づいて見ると、ドアの近くに説明文が書かれた看板が! 内容はこうです。「希望への扉~現在あらゆる方々が新型コロナウィルスと闘っています。新型コロナウィルスは、これまで当たり前だと思っていたことが、実は当たり前ではなかったこと、不安の無い日常がいかにありがたいことなのか。世界は多くの人に支えられ成り立っているということを、私達に気づかせてくれました。私達は必ずコロナウィルスを克服します。そして新しい未来を切り開くことを願い、この扉を『希望への扉』と名付け設置しました。」と書かれていました!
まだまだ現在ではコロナは終息していませんが、希望を持ってやれることを精一杯頑張り、明るい素敵な未来への扉を開けたいですね!! ちなみに菖蒲公園にはピンクの扉があり、どう見ても、あの人気アニメ、ド●えもんに出てくる、どこ●もドアにそっくりなドアが設置されているそうなので、興味のある方は是非見に行ってください!
【七夕の夜空のように素敵な話】
梅雨時でジメジメした天気の中、白鷺公園にみんなで行きました。白鷺公園の真ん中に池があるのですが、その池に向かって御老人がパン切れを池に投げていました。その光景を見ている子ども達とスタッフの(I)さん。御老人がパン切れを少しわけてくれ、みんなで池にパン切れを投げて魚や亀にご飯を! すると(M)さん、(I)くんも登場! みんなでパンを投げて魚や亀を観察しました♪ いい経験をさせてくれた御老人の方、ありがとうございました♪
管理者(Y)