ゆっくから
卒園・卒業おめでとうございます!!!
3月に入って暖かい日が多くなり、過ごしやすい日が多くなりましたね。暖かい日は花粉が飛んでいて、くしゃみが出たりと、大人も子どもも辛そうです…。
さて、ゆっくでは暖かい日が多くなったので、公園へおでかけに行ってきました。遊具は前よりも遊び方が上手になっている子が多く、初めてのときは怖いと言っていたロープウェイに何回か挑戦し、手伝いながらやるとコツを掴んだのか、一人で上手に乗れるようになっている子もいました。
3月の後半には「ゆっく卒園式」、午後の子の「卒業を祝う会」を行いました。午前の子は3人卒園、午後の子はひとり卒業します。できなかったことが少しずつ出来るようになったり、やりたい範囲も増えてきて見守りが増えたり…、子どもたちの成長は早くて本当にあっという間でした。午後の子は、15年間という長い間ゆっくに来てくれていました。小さいときから来てくれているのでたくさんの思い出がいっぱいです…。ゆっくでの楽しい時間は子どもたちだけではなく、スタッフたちにも楽しい時間になりました。4月からそれぞれの場所で新しい環境になりますが、少しずつ環境に慣れて楽しく過ごせることを願っています。あらためて卒園、卒業おめでとうございます。
1月からゆっくに新しいお友達が来てくれました。3歳(T)くんです。いろいろなものに興味があり、ゆっくにも少し慣れてきたのか、お友達とも関わる時間が長くなりました。これからも、ゆっくでニコニコ過ごそうね。
指導員(S)
めろでぃから
一人ひとりの成長を感じる季節!
桜が満開になり、日ごとに春めいてきましたね。3月も残りわずかとなり、今年度も終わろうとしています。
めろでぃでは2人が卒業を迎えます。17日には、スーツ姿で卒業式を立派に終えることができました。(Y)君は4月から中学生の仲間入り、めろでぃの小さい子たちの面倒を見て引っ張っていってくれる存在になってほしいです。(J)君は、めろでぃも卒業して、4月からはかのんに移動します。お笑いが大好きで、ムードメーカーでもあり頼りになる存在でした。かのんに行っても(J)君らしくユーモアたっぷり過ごしてほしいです。
ある日の出来事です。キーボードが好きな(S)ちゃんは、隣に座った(R)君に「踊るポンポコリン」の1フレーズを弾いて見せ、それを真似して(R)君が弾いてあげ、二人仲良く楽しんでいました。
またある日は、「へんしんレストラン」の紙芝居が好きな(K)君、(R)君と並んで座り「読んで!」とばかりに指さし、(R)君と一緒に紙芝居を楽しそうに読んでいました。
4~5人でトランプの神経衰弱をしていた時、いつもフラッとその場を離れてしまう(J)君も、つい先日は最後まで参加することができました。
そして(H)君は、めろでぃのトイレが苦手でしたが、ここ最近は自分からトイレに入れるようになりました。また(S)君は、「明日、(S)、めろでぃ」と利用日であることを確認し、楽しみにしていました。
一人ひとりの成長も感じられ、微笑ましいエピソードもあり、子どもたち同士でもコミュニケーションがとれるまでに成長したんだなぁ…、と思うと感慨深いです。「明日もめろでぃある?」と楽しみにしている子どもたちばかりでした。
この一年、保護者の皆様には大変お世話になりました。至らない点等、多々あったかと思います。ご協力していただき感謝申し上げます。ありがとうございました。
管理者(S)
りずむから
卒業おめでとう!
毎日送迎をしていると、桜が綺麗な場所をたくさん通ります。権現堂や清久のさくら通り、青毛掘には提灯が飾られ人が集まっています。マイナーな所では、久喜高校の正門の通りや、斉藤医院の庭の桜も毎年見事です。(Y)くんの家の隣の御陣山の古い桜や、(H)くん宅の横を流れる元荒川の川面に届きそうな桜も。ここを通るのもこれが最後かなと思うと、少し寂しいです。
(Y)くんは高校3年生。学校のバスの停留所が一緒だという(R)くんの紹介でりずむに来たのは、一年前の春でした。先日、春の暖かさに誘われて近くの遊歩道の方へ散歩に出かけました。一緒に行った子は帰って来ましたが、(Y)くんはなかなか帰って来ません。どうしたかなと思っていると、スタッフがネギの束を抱え、(Y)くんはその後ろで大根を持ってニコニコ帰って来ました。通りがかった畑で作業中のおじいちゃんが、「持って行きな~」と言って持たせてくれたそうです。土にうまっている大根を引かせてくれたそうです。昔話に出てくるような、ほっこりしたエピソード。短い時間でしたが、(Y)くんと過ごした一年間。たくさんの小さな温かい思い出ができました。
(H)くんは春から高校生。手をつないで歩いた神社への道、車の中で大騒ぎした防災センターへの道、中学生のお姉さん達と仲良くなったスカイスポーツ公園への坂道。サッカーをやった仲間が今日もいるかも知れないと通った沼井公園への道。隣に並んで、時に背中を追いかけて。多感な時期には「しつこいな」と思ったこともあったでしょう。(H)くんの気持ちにしっかり応えてやれないことも多かった。でも(H)くんに出会って、私は自分の中に人を好きになる心や大事に思う気持ちがまだあることを知ることができました。最後に書類を届けに行った日、玄関まで降りて来て「9年間ありがとうございました」と、(H)くんは言いました。「こちらこそ、ありがとう」六分咲きくらいの桜の花と土手の黄色い菜の花が目に沁みました。
もっと一緒にいたかった。もっとたくさんいろんな物を見たかったなと思います。でも、そんな気持ちで別れの時を迎えることは幸せだとも思う。新しい道を力強く歩んでください。どうか良い出会いがありますように。健やかでありますように。りずむのことを思い出す暇がないくらい楽しい毎日でありますように。どこにいても、君たちのことを思っています。卒業おめでとう。
保護者の皆様には、一年間たいへんお世話になりました。りずむにご理解とご協力を頂き、ありがとうございました。マスクを外して元気に活動できるまでもう少し…という気がします。令和5年。卒業や入学の節目を迎える子、新学年にワクワクする子、ちょっと不安な子。春はいろんな感情が湧き出ます。心穏やかに笑顔で過ごしたいなと思います。
児童指導員(N)
かのんから
さようなら! ~忘れないよ♪
【かのんのこと】
前回の寄稿は『太陽の七色光線』の話でした。確かに、かのんでは色々な光線が飛び交い、右往左往しながら一年間が過ぎてしまいました。そんな中にあってもいつも輝きを放っていたのは、白色光線でした。この意味は、自分的には『与えること』の大切さを意味します。このおかげで勤務する日はテンションが高くなったものです。そんな中で、いつも考えていたのは、『放課後デイの基本活動』という項目でした。そこには、『地域交流』という言葉があります。考えてみれば随分この『地域』という名の怪物に悩まされてきたのは言うまでもありません。交流に適合しているかわかりませんが、かのんで体験したエピソードを取り上げてみようと思います。
かのんでは、公園によくでかけます。そんな時によく遭遇する出来事があります。集団で出掛ける途中で、遊歩道で休憩していた近所のおばあさんが『みなさん元気ですね!』『公園行くの?』『元気が出る』などと話かけてくれます。利用者さんも『こんにちわ』とあいさつを交わします。またあるときは、歩道を歩いていたとき、『公園かい?』『ご苦労様』などと職員に声をかけてくれる商店街のナイスガイもいます。先日は、ある公園であった初老の男性が突然話かけてきました。『私がいた職場にも障がいを持った人がいてねえ。よく世話をしていたんだ』それを聞いていた、かのんの高校生一人が『こんにちわ、ぼくは○○です! かのんにいます』というと、話が盛り上り写真などを撮影して貴重な時間となりました。
児童支援員(T)
【みんな幸せ】
久しぶりに菖蒲公園に行って、みんなで一緒に一周歩き桜をバックにみんなで写真を撮ったあとに、大きな池の前で鯉や鳥を眺めていました。が、みんな鯉や鳥に餌をあげたい…、子どもたちがみんなそういうふうに思っていた時に、スタッフの(I)さんと(S)さんが鯉の餌を自動販売機で買ってくれました♪ 子どもたちが池に餌をばら蒔きますと、鯉や鳥だけではなく、子どもたちがとても嬉しそうな表情をしていました。
【かのんでの通信風景】
かのんでは毎月の通信が配布されると、スタッフだけではなく子ども達と一緒に読む習慣があり、子ども達は自分の写真が載っていたりエピソードが載っていますと、喜んでくれます。自分の写真をジーッと見てみたり、スタッフが子ども達に文章を読んであげたり…。『あ~何々ちゃんが写ってるよ~』などと声をかけさせてもらっています。
【HAPPY★Birthday2You】
3月1日のおやつの時間にみんな集まり、2月27日誕生日だった(I)くんと、この日、誕生日の(N)ちゃんを祝いました♪ スタッフの(I)さんが『ハッピーバースデー』の歌を歌い、みんなでハモりました♪ とっても恥ずかしながら、喜んでくれたのでよかったです♪ 素敵な今日という日を祝おう~ハッピーバースデー2ユー♪
【ボール遊びが楽しくて止まらない】
この日は池がある、しらさぎ公園でサッカーボールを使い遊んでいました。前回、池にボールを数回落とした苦い経験をふまえて、今回は丘の上にあるベンチに座りながら、かる~くボールを蹴ってみんなと遊んでいました! しかし、またボールが思わぬ方向に…! 今度は崖の下に落ちていく落ちていく…。私がボールを取ろうと崖を降りると、勢いあまり大量の砂ぼこりと共に崖に落ちて行きました。が、それを岩の上から見ていた(I)くんが、岩から降りて心配そうに私の行方を見ていたそうです。無事にボールを拾いあげ崖を登ると、またあの忌々しい、どろぼう草がズボンに何ヵ所も刺さってしまっていましたが、みんながドロボウ草を取ってくれました! みんな優しくしてくれてありがとう♪
数分前にも崖の下に一度落ちてしまい、安全に階段から下に降りてスタッフ(T)さんと(O)くんが取りに行ってくれました! 苦労もするけどボール遊びはやめられないね! 最初は長年使っていなかったこともありベコベコだったボール君でしたが、空気を入れてあげボールが甦りました!
【万能なボールくん】
あやめ公園で、今日もボールを蹴りたい放題♪ すると可愛い柴犬を散歩させている好好爺の方が現れ、可愛い柴犬を子ども達に見せてくれました。そして、なんと私がボールを柴犬ちゃんに渡すと、ボールで遊び始めました♪ このボールくんは地域の方とも、ふれ合える万能なボールくんだと思いました。
【2つのボールくん】
あやめ公園のグランドにボールを2つ持っていきましたが、ふたてに別れてボール遊びが出来ます! 一方が遠距離でのサッカーなら、もう一方もいい距離感のサッカーが出来ます! また、あまり得意ではない入門編のような遊びも沢山出来ます! (E)さんや(Y)くんも蹴ってくれました♪
きっと忘れない
(D)ちゃんとは、かのん以外にもタイムでアリオに一緒に行ったりもしましたね。最初に会った時と比べ、本当に成長して青年になりました。一緒に散歩をしたりラーメンを食べたり、色々な事を思い出します。いつも温厚で笑顔が可愛い(D)ちゃんですが、もう卒業…。なんだか信じられない気持ちもあります。これからは、僕の知らない人と僕が行った事のない色々な所に出掛けたり、色々な経験をするのでしょうね…。淋しさもありますが、これからもスタッフみんな応援してるよ! いつまでも変わらぬ笑顔で、これから会う色々な人にも愛されると思います。卒業おめでとうございます。
(N)くんと初めて会ったのは、確か何年も前に合同で集まった時でした。あの頃はまだコロナも存在していなくマスクもしていませんでしたし、みんなで節分やハロウィンや夏祭りやクリスマスが行われていましたね…。(N)くんは、とても優しい性格で友達の事を心配したり、後輩の手助けをしてあげていましたね。一緒にキャラバンで音楽を聞いて帰ったり、一番の思い出は、みんなであやめ公園に歩いて向かっている途中でスタッフの(I)さんが冗談で「(N)くん! (Y)さんと手を繋いだら?」と言ったら、本当に(N)くんが僕と腕をくみ公園まで歩いたことです。いつもそういうことをしない(N)くんが腕をくみ、そのままずっと公園まで歩いたのを驚き、嬉しかった思い出です。卒業して新しい場所に行きますが、無理をせず頑張ってください! 応援してるよ! 卒業おめでとうございます!!
(N)ちゃんとは、かなり前からの付き合いでしたが、思い出は僕が初めて管理者になってからの方が濃いですね。本当に色々な事がありすぎて書ききれません…。一緒に帰ったり遊んだり話をしたり…、今年に入ってから頻繁に「もう3月で卒業だよ!?」「(N)が居ないと淋しい?」「卒業したら(N)は頑張るからね」などと別れをほのめかす言葉が多くなりましたね。女性スタッフ達にも卒業してからのプランを話したりと、前向きな(N)ちゃん…。「最後は笑顔で見送ってね」と…。そんな(N)ちゃんはよく、かのんを卒業した卒業生の名前を僕に「誰々ちゃん覚えてる?」と聞いてきますが、今度はかのんの後輩がきっと(N)ちゃんの名前を僕に言ってくるのでしょうか…。みんな忘れることはないでしょう。卒業してからきっと色々な人とこれから出会い色々な経験をすると思いますが、応援しています!! 卒業おめでとうございます。
異動するスタッフへ
女性スタッフ(T)さんとは昔から何回か一緒に働いた事がありましたが、暫くの時間が経って久しぶりにまた一緒に働くことになったのは、一年前からです。昔と変わらない所と昔とは変わった所があり、(T)さんの穏やかな子どもへの対応を見て勉強にもなりました。一緒に過ごしている子ども達が安心でき、穏やかな、どこか、ふんわりとした雰囲気と、空間を作り、言うときはしっかりと言う姿勢は、子ども達からも慕われていました。また、公園で元気に子ども達と追いかけっこをしたりしているのも印象的でした。「今日誰々ちゃんがこういうことをしてくれました! 成長しましたよね~」などと、私が知らない子どもたちの様子を教えてくれたりもしました。またいつか一緒に働くこともあるかもしれませんが、とりあえず一年間ありがとうございました。
男性スタッフ(T)さんとは二年前に一緒に働くことになりましたが、元々わかばの管理者を数年勤めてきた方…。私はまだ管理者二年目の新米…。正直最初は緊張していましたが、(T)さんはいつも私に優しく接してくれ、色々な事をアドバイスしてくれたり教えてもくれました。学校迎えに一緒に行ってくれたり、イベントの時なども勤務の日ではなくても、ボランティアで来てくれましたね。そして、とにかく勉強熱心。毎日メモを取り、色々なスタッフに子ども達の様子を聞きまわり、色々な方法でかのんの子ども達と積極的に接してくれていました。また、かのんにキュウリやミニトマトや向日葵を植えて育てて、食べ物のありがたみと花や野菜の『命』というものを、子ども達や私達スタッフにも教えてくれました。駐車場の草狩りをたった一人でやってくれ、近所のスペースまで綺麗に刈ってくれました。(地域交流)を大切にしてくれ、近所の人にも積極的に挨拶をしたり、「子どもたちとこういう活動をしています」などと地域の方ともコミュニケーションを取ってくれました。最後に、玄関の横の彩りのない花壇に、ヒマラヤユキノシタという花を植えてくれました。どんな気持ちで花を植えてくれたのか、どんな花が咲くのかまだわかりませんが、きっと素敵な花が咲いてくれると思っています。
女性スタッフ(I)さんは4月から、かのんとめろでぃの両方勤務になりますのでこれからも一緒ですが、少しだけコメントを。(I)さんはとにかく、かのんの元気印! いつも明るく「こんにちわ~」と挨拶をしてくれます。初めて一緒に働くことになったのは二年前。最初は週に3日勤務でしたが、一年前に週に4日に増やしてくれ、私を助けてくれました。とにかく熱くまっすぐ子ども達と接してくれ、イベント事も毎回盛り上げてくれました! 子ども達だけではなく、私たちスタッフ全員にも分け隔てなく明るく接してくれて仲間思い。そんな(I)さんはいつも人の事ばかり…。自分が大変な時でも、いつも周りの人の心配をしてくれたり親切にしてくれています。これからも頼りにさせていただきます。どうかよろしくお願いいたしますm(_ _)m また一緒に働けることもあるかもしれません。それまで、私も自分を磨き頑張ります。二年間ありがとうございました。
管理者(Y)