ゆっくりずむ♪かのんめろでぃ
令和5年5月号

ゆっくから
異年齢集団の良さ!!

暑い日が増え、半袖の出番が増えました。急に寒くなる日もまだあり、寒暖差が大きい日が続きますね。暑い日は木の多い公園に車で出かけたり、ゆっくの近所を少しだけお散歩したりしています。暑さにまだ体が慣れない時期なので、子どもたちの様子を特に気をつけながら活動していきたいです。

午前ゆっくでは年長さんの年の子が、年下の子のことを気にかける姿がみられます。「おもちゃどうぞ!」と、優しく渡してくれたり、絵本を一緒に読んだり、そっと頭を撫でてくれたりします。ごく自然に接する姿にとてもほっこりとします。今は優しくしてもらっている子も、数年後は自分より小さい子に優しくして…。それがずっと繰り返されていくのかな、と思います。年齢の違う子たちが過ごす集団の良いところだと改めて感じる日々です。

午後ゆっくの子たちは、新しいクラス・先生との生活にも慣れてきました。暑い日は先におやつを食べて、涼しくなってからお散歩にでかけています。学校の行事などもあり、日によってはお疲れ気味に帰ってくることもありますが、その日の天気や様子に合わせて活動していきたいです。

指導員(T)

めろでぃから
「母の日」~感謝の気持をこめて!

今年度も早いことに2ヶ月が過ぎました。同時に花粉の時期が終わり、私は鼻や目がだいぶ楽になっていきました。

さて、私の話はここまでにして、5月の子ども達の様子に入っていきましょう。今月は4月に子ども達で作成した「桜の木」に引き続き、夏を迎えようとしている今、夏を感じる絵を子ども達に描いてもらいました。その絵の全てに子ども達の個性豊かな姿が現れており、素敵な作品が完成したと思います。これに加え、(Y)くんによる立派な木が一枚の白紙に作られました。その木はご自身を表しているかのように、非常に丈夫で天高く伸びている様が描かれていました。

今月はこれだけに過ぎません!! なんといっても全国の母が対象とされ、その母に感謝をする日がやって参りました。5月14日「母の日」です。めろでぃでは「母の日」に子ども達からお母様に渡せる“何か”を制作しようとなりました。そこでペーパーフラワーと子ども達の絵をもとに“お花”を作りました。子ども達はお花(ペーパーフラワー)を開くのが難しく、絵を描くことも困難とする場面がありましたが、お母様に「ありがとう」を伝えようと必死に取り組みました。お母様方にこの子ども達の思いは届きましたでしょうか。形はどうあれ、その一枚の紙に感謝の気持が込められていると私は考えています。

感謝の話で私自身しんみりとしてきましたが、ここからは今月の子ども達の無邪気な姿をお届けします。夏が近づき気温が上昇してきたことに伴い、アイス(ポキっと折って食べるフルーツのアイス)を大人含み子ども達みんなで頂きました。中には美味しくて「もう一つ食べたい!!」との声もありました。おやつを食べている姿は無邪気で可愛らしい様子です。

しかし、おやつの前後では様子が変わり、何人か大人に变化したのでは? と疑ってしまうほど、お手伝いをしてくれる子どもたちが増えています。おやつの準備や全員の手の消毒、掃除、片付けなどできる限りスタッフの見様見真似で行ってくれています。私は拍子抜けをするほどに助かっています。

他にもスタッフも混ざり、皆で「パプリカ」の曲に合わせてダンスを踊ったり、かくれんぼをしたりなどと盛んに動いています。さらに(Y)くん、(K)くん、(A)くんの3人はエプロンを着て洗い物までしてくれています。なんと可愛らしいのでしょうか… これからも暑さに負けず全力で楽しみ、今年の夏を乗り切りましょう!! では、今月はこの辺で終わります。また次のデイ通信で!!

児童指導員(S)

りずむから
5月の空は

新しくりずむに加わったスタッフ(T)さんのことを、(M)ちゃんは「じいじ」と呼び、とても慕っています。庭に廃材で囲った花壇を作り、土を盛ってきゅうりとカボチャの苗を植えました。藁を敷いたりビニールで覆ったり、本格的です。もともとある場所には、スタッフが持って来た苺の苗。プランターには、別のスタッフの家庭菜園から分けてもらったシソの苗。じいじが棒を立てたり網を張ったりしている横で、(M)ちゃんが水をまいています。

苺の実は一度に多くはなりませんが、食べられます。カボチャはハロウィンで被れるような大きいのを…と言う声も上がりましたが、小さい種類の物にしました。5月の爽やかな風の吹く庭先に、たくさんのスタッフの好意を持ち寄って育つ苗。青い空に白い雲。キラキラ光る新緑。ほのぼのとした良い時間が流れています。

高校2年生になった(T)くん。先日後輩の子と連絡先を交換したそうです。少しずつ話をするようになり、もっと仲良くなりたいなと思ったそうです。思い切って「連絡先聞いてもいい?」と言ったら「良いよ」と。(T)くんは清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気を出したのだと思います。人との距離の取り方。友達の作り方。友達関係の保ち方。いかに上手くコミュニケーションをとるか…。(T)くんに限らず、りずむの子ども達にとって大事な、大きなテーマです。小中学校時代の、思うように行かなかった助走期間を経て、(T)くんは新記録目指して飛躍の時を迎えていると感じます。話を聞いていたスタッフが「どんな子? 写真見せてよ」と興味津々。(T)くんが一言「そういうの、むやみにしちゃダメなんだよ」。

小学校から中学校、そして高校。一進一退を繰り返し成長する子ども達にとって、りずむの在り方やその意義はいろいろなんだなと思います。安心・安全な居場所で、人とコミュニケーションを図る場というのが大きな役割。学校生活が充実している今の(T)くんにとっては、ホッと一息ついて近況報告をしながら他愛のない話を楽しむ場。(K)くんにとっては、好きなボードゲームの腕を上げる場。またある子にとっては、友達の輪に入る前に家族以外の人と交流する練習をする場。どこかで抱えたむしゃくしゃする気持ちを、整理する場。そして、全ての子ども達にとって常に「また明日もりずむに来よう」「また明日も頑張ろう」と、『英気を養う場』でありたいと思っています。

個人面談も始まりました。お忙しい中お時間を割いて頂きありがとうございます。ご家族の皆さんにとっても、りずむがホッとできる存在になれたらいいなぁと思っています。運動会や陸上大会など、行事も多い1学期。体調に気をつけて元気に過ごしたいと思います。

児童指導員(N)

かのんから
加減できる力♪

【おひさまがやって来る】

おひさまがやって来る

おひさまがやって来る

僕の顔にも

君の顔にも

春のおひさまがやってきた

冬には小島さんが買ってきてくれたブタメンに

お湯を入れてフゥーフゥー言って食べたけど

春は口の中に

ロリポップか春がつまった苺を食べながら

みんなの夢を♪

散歩にでようよ。

春の楽しさがもっと楽しくなるはず

きっと可愛い動物たちにもあえるはず♪

そしておひさまがやってくる

みんなの顔にも、おひさまがやってくる

作詞:児童指導員(I)

【謎のメッセージ】

しらさぎ公園に遊びに行った時に、健康遊具や鉄棒がある辺りの地面に「久しぶりに訪れた 桜葉の木 静寂の中に 往時を偲ぶ」と、地面の砂におそらく木の枝で書いたと思われる句がありました! スタッフや子ども達が好奇心を膨らませ、しばらくその句を読んでいました。この謎のメッセージは、誰がどんな気持ちで書いたのでしょう…。その方は、久しぶりに公園に来て、いったいどんなことを想ったのでしょうか?

【柴山沼(^-^)】

ゴールデンウィーク明けの月曜日に、スタッフ(I)さんが一枚の写真をスマホから私に見せてくれました。ん? とても綺麗な水辺にたくさんの鯉のぼりが! 「これは綺麗ですね!」『そうでしょ!? 今日みんなで行くのはどうですか?』いつも【こどもの日】はゴールデンウィーク中なので、もし子ども達にこんな大きな鯉のぼりを見せられたら素敵だなと思い、午後みんなで行ってみました。柴山沼につくと「あり? 鯉のぼりがない…」こんな素敵な鯉のぼりだから、今月いっぱいくらい飾ってあるかと思いましたが、すでに鯉のぼりが居なくなってしまいました(泣)。でも、かのんのみんなは前向き前向き♪「水が綺麗だね~」と嬉しそうな(O)くん! 沼池の周りをぐるりと一周♪ 風もきもちよくみんなで爽快な散歩が出来て満足! (I)さん、素敵な場所を教えてくれてありがとうε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

【新しいメンバーの(S)くん】

5月10日から、かのんに新しい仲間が1人! 高等部1年生の男の子です。以前見学に来てくれた時は緊張していましたが、同じ学年の子と仲良しで、すぐに馴染んでくれました。みんなで楽しそうに遊んでくれ、ホッとしました♪ 初日は、あやめ公園でサッカーをしました! みんなと思いっきりサッカーをして楽しそうにしています♪ 帰り際『楽しかった。明日も行きます』と(S)くんから言われて、私も安心し嬉しかったです。これから高等部1年生のメンバーが賑やかになっていくなと感じました♪

【感じて・考えて・蹴る】

題名を見るとなにやら物騒に見えてしまいますが、とてもいいエピソードです。この日は我らの、しらさぎ公園に行きました! 「今日はどこに行きたい?」すると、(S)くん(O)くんが『サッカーがしたいから、あやめ公園がいいな!』と提案。(I)くんは『しらさぎ公園がいい!』と提案! 「昨日はあやめ公園で沢山サッカーをしたから、今日はしらさぎにしよっか?」と私が提案! すると二人ともわかってくれました! しらさぎ公園は以前紹介したとおり、大きな池があったり丘の上に行けば崖があり、サッカーをするにはとても相性が悪い公園なのです! 何回か池に落ちたり、崖に落ちたりしたので今日も私はまた何回か落ちるかな…と心の中で思っていました。

私は(I)くんと岩の上からみんながサッカーをしているのを眺めていましたが、みんな力を加減しながら崖に落ちないように、上手にボールを蹴ります!! ほんとはみんなもっと思いっきり蹴りたいであろうに、しっかりと力を加減しながら、調節しながら、ボールを蹴っています! スタッフ達や他の友達のナイスなアシストもありましたが、ギリギリ崖に落ちません。これは凄いと思い、今度は(I)くんと公園内を散歩して来ました。私はさすがに一回くらい落ちちゃったかなと思いつつ戻ると、まだ上手にボール遊びをしています。スタッフの(Y)さんに「何回か落ちた?」と聞くと『いや一回も落ちないで、みんな上手に遊んでるよ!』と言われたので驚きました! 昨日のあやめ公園でのみんなのボールの蹴りかたを見ていると、かなり力強くかなり勢いよく蹴っていたのに、場所を考え、力加減を調節しながらみんな遊んでいたのでした♪

管理者(Y)